「恋愛において「この人、なんかいいな」と思われる最大の要素は、実は“聞く力”にあるかもしれません。会話が自然に続く人、話していると心地いい人――それは特別なトークスキルよりも、「ちゃんと聞いてくれる姿勢」によって生まれます。
今回は、恋を引き寄せる“感じのいい聞き方”を5つのポイントにまとめました。ちょっとしたコツと心がけで、あなたの魅力がぐっと引き立ちます。
１，相手の話をさえぎらない
話の途中で口をはさんだり、自分の話にすり替えてしまうと、相手は「ちゃんと聞いてくれない」と感じてしまいます。大切なのは、相手の話を最後まで“興味を持って”聞くこと。話を終えたあとに反応しても遅くはありません。
話の途中で結論を言わない
「だから〜なんでしょ？」と先回りして答えを出すのは、話の楽しみを奪う行為です。相手の考えや気持ちに興味を持ち、最後まで聞く姿勢が安心感につながります。
自分の話にすり替えない
「私もそれ似たことあって〜」と話を奪ってしまうと、共感よりも自己主張が強く感じられます。まずは相手の話を受け止めてから、自分の話を添えるのが好印象。
相づちで促すだけにとどめる
相手が話している間は「うん」「それで？」など、簡単な相づちで促すだけでOK。口をはさまずとも、十分に“聞いてる感”は伝わります。
2，表情とリアクションを豊かにする
聞いていても、無表情で無反応だと「興味ないのかな…」と感じさせてしまいます。
大げさでなくていいので、表情やリアクションで“楽しんで聞いている”ことを表現しましょう。
相手の感情に合わせて表情を変える
楽しい話には笑顔で、悩み事には真剣な顔で。表情が共鳴していると、相手は「わかってくれてる」と安心します。
驚いたり笑ったりのリアクションをしっかりする
「えー、そうなんだ！」「それすごいね！」など、適度な反応は会話の潤滑油。相手の話すモチベーションを上げてくれます。
視線を合わせる
スマホや他のことに気を取られず、相手の目や表情を見ながら聞くことで、自然とリアクションも生まれ、好印象に。
3，内容を繰り返す・要約する
「それってこういうこと？」と繰り返したり、「つまり〜なんだね」とまとめることで、聞いていることを伝えると同時に、相手の理解にもつながります。
相手の言葉を一部オウム返しする
「仕事が最近大変で」→「そっか、大変なんだね」と返すだけで、共感と安心感が伝わります。
まとめて確認する
「つまり、その上司が厳しいってこと？」など、話の核心をつかんで返すことで、会話の質が深まります。
ポイントに共感を加える
「そこが一番つらいんだね、わかるなぁ」など、要約＋共感のセットで気持ちに寄り添う聞き方に。
4，共感を言葉で伝える
気持ちに寄り添った言葉を使うとめて確認する
悲しかったんだね」「ムカつくのわかるよ」など、感情に反応するフレーズが共感力を高めます。
相手の立場に立って考える一言
「自分だったら耐えられないかも」など、想像力のある共感は信頼感を生みます。
否定しないことを意識する
「でもさ〜」「そうじゃなくてさ」と否定から入ると、相手は壁を感じます。まずは共感、それから自分の意見を添えるのが鉄則です。
5，話しやすい空気をつくる
聞き上手な人は「話しやすい雰囲気」を持っています。正解のない雑談でも、相手が自然に話せる空気を作ることが大切です。
適度にうなずく・微笑む
会話の間に「うんうん」「へえ〜」と自然に相づちを打つだけで、会話の流れが途切れず、心地よさが生まれます。
“つっこみすぎない”質問にする
初対面や慣れない間柄では、踏み込みすぎない内容で相手を安心させるのがコツです
沈黙を怖がらない
沈黙があっても“焦って話さなきゃ”と思わず、相手のタイミングに合わせる余裕が「話しやすい人」になります。
恋愛で“この人、なんか素敵”と思われるのは、意外にも「話し方」より「聞き方」です。
感じよく話を聞いてくれる人には、自然と好意や信頼が生まれます。